前回、独自ドメインの設定を行う記事の中で、エックスサーバーでドメインの独自SSL設定をする方法を解説しました。

 

前回の記事はこちら⇒【ブログアフィリエイトを始める主婦必見!】ムームードメインで取得した独自ドメインをエックスサーバー側とムームードメイン側で設定する方法を動画と図解で分かりやすく!

 

その解説の中でも書きましたが、これだけではドメインのSSL化は完了していません。

WordPressのインストールをしたら、残りのSSL化の設定を終わらせて、ドメインのSSL化を完了させましょう。

SSL化の設定と言っても特に複雑な設定はなく、簡単に出来てすぐ済みますので安心して下さいね^^

それでは、WordPressのインストール直後に行うSSL化の設定を解説していきます。

(※この記事ではサーバーはエックスサーバーを契約していることを前提として作業を進めていきます。)

 

 

動画での解説は下から見れます。

真ん中の再生ボタンをクリックすると、動画が始まります。

WordPressの設定画面からSSL化の設定をする。

 

WordPressの管理画面にログインする。

 

まず、WordPressの管理画面にログインして下さい。

下の画像はWordPressのログインフォーム画面です。

 

 

 

①ユーザー名またはメールアドレスを入力する。

②パスワードを入力する。

②全て入力したら一番下の【ログイン】をクリックする。

 

 

WordPressアドレスとサイトアドレスを【https】に変更する。

 

ログインしたら、下の画像のような画面が開くと思います。

この画面はWordPressのダッシュボードという画面になります。

 

 

 

 

画面の左下にある、三角マークのボタンをクリックしてメニューを開きます。

すると、記号だけで分かりにくかったメニューが日本語付きで表示されます。

 

 

 

 

 

①メニューにある【設定】をクリックする。

②表示された一覧から【一般】をクリックする。

 

クリックすると、一般設定の画面が開きます。

 

ここで、一度、画面上部のアドレス表示部分を見て下さい。

 

 

 

 

上の画像の赤枠で囲った部分に「保護されていない通信」と表示されていますね。

これは、まだドメインのSSL化が完了していないため、セキュリティで保護されていないページだということを示しています。

 

一般設定のページを見ていくと、サイトのタイトルとキャッチフレーズの下に、WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)という項目があると思います。(画像ではhttp://harumama-affiliate.comとなっていますが、ここに表示されるアドレスはあなたが決めたドメイン名が入ります。)

 

 

 

 

 

ここで、WordPressアドレスとサイトアドレスって何が違うの?と思われるかも知れませんね。

簡単に説明すると、WordPressアドレスは、WordPressをインストールした場所のことになります。

そして、サイトアドレスとは、ブログやホームページを表示させるアドレスのことです。

 

WordPressをインストールする場所を特に指定せず、ドメイン直下にインストールした場合、この2つは同じアドレスが表示されています。

反対に、WordPressをインストールする場所を別に指定した場合(ドメイン直下でない場合)この2つは違うアドレスが表示されているはずです。

 

基本的に、WordPressアドレスは変更してはいけません

このアドレスを間違って変更してしまうと、WordPressの管理画面が表示されなくなってしまうことがあります。(今回のSSL化への変更は大丈夫です。)

 

それでは、WordPressアドレスとサイトアドレスが何なのか分かったところで、早速SSL化していきましょう。

 

WordPressアドレスとサイトアドレスに表示されたアドレスの【http】という部分を、【https】に変更します。

 

 

 

 

上の画像のようにWordPressアドレスとサイトアドレスの両方を【https】に変更して下さいね。

このとき絶対にドメイン名を変更しないように気を付けて下さい。

 

【https】に変更したら、画面を下にスクロールしていきます。

 

 

 

 

一番下の【変更を保存】をクリックします。

 

クリックすると、WordPressからログアウトされ、再度ログインするようにログインフォームが表示されます。

 

 

 

 

①ユーザー名またはメールアドレスを入力する。

②パスワードを入力する。

③全て入力したら、一番下の【ログイン】をクリックする。

 

再度ログインしたら、画面上部のアドレス表示部分を見て下さい。

【この接続は保護されています】と表示されていたら、ドメインのSSL化成功ということになります。

アドレスの先頭に表示されている鍵の形のマークは、保護された安全なページであることを示しています。(Google Chromeのブラウザで確認した場合)

 

 

 

 

アドレス表示部分に【この接続は保護されています】の表示がない場合は、アドレス表示部分の頭にある鍵の形のマークをクリックしてみましょう。

 

クリックすると、上の画像のように【この接続は保護されています】の表示がされると思います。

アドレス表示部分のURLもしっかり、【https://~】と表示されていますね。

これでドメインのSSL化は完了しました。

 

 

.htaccessファイルを編集してリダイレクト処理をする。

 

ドメインのSSL化が完了して、サイトのURLを【https】から始まるアドレスに変更することが出来ましたね。

 

ですが、このままでは以前の【http】から始まるアドレスも存在している状態で、【http】と【https】という「s」があるかないかという違いしかないアドレスですが、この2つは全く別のサイトという扱いになります。

しかも、【http】から始まるアドレスをクリックしてアクセスしてもエラーになってしまいサイトが表示されない可能性もあります。

 

そこで、サイトを訪問しようとする方が、間違って以前の【http】から始まるアドレスを入力してアクセスして来ても、ちゃんとサイトに辿り着けるようにしてあげる必要があるわけです。

 

つまり、【http】から始まるアドレスからのアクセスがあったとき、【https】から始まるSSL化されたサイトを表示出来るようにリダイレクト処理(指定されたページから他のウェブページへ転送する処理)をしておくということです。

 

リダイレクト処理をするには、.htaccessファイルを編集する必要があります。

編集方法には、FTPソフトを使って.htaccessファイルを直接編集するという方法もありますが、今回はエックスサーバーのサーバーパネルから編集する方法を解説していきたいと思います。

 

エックスサーバーのサーバーパネルにログインする。

 

まず、下記のリンクからエックスサーバーのインフォパネルにログインします。

エックスサーバーのインフォパネルにログインする。

 

 

 

①会員IDまたはメールアドレスを入力します。

②インフォパネルパスワードを入力します。

③全て入力したら、一番最後の【ログイン】をクリックします。

 

 

インフォパネルにログインしたら、画面をしたにスクロールさせます。

 

 

 

ご契約一覧という欄にある、サーバーパネルという項目の【ログイン】をクリックして、サーバーパネルにログインします。

 

 

.htaccessファイルを編集する。

 

サーバーパネルにログインしたら、ホームページという項目があると思います。

 

 

ホームページの一覧から、【.htaccess編集】をクリックします。

 

 

 

すると、ドメインの選択画面が開きます。

 

 

リダイレクト処理をしたいドメインを選んで【選択する】をクリックします。(ドメイン名にはあなたのドメインが表示されます。)

 

 

 

.クリックすると、下の画像のような画面が開きます。

 

 

設定対象ドメインを確認して、間違いなければ【.htaccess編集】タブをクリックする。

 

 

すると、下の画像のような.htaccess編集の画面が開きます。

 

 

 

この.htaccessファイルの中にコードを追加で記述します。

 

追加するコードは下の記述になります。

このコードを全てコピーします。

 

 

 

 

追加コードを貼りつける場所は、下の画像を確認して下さい。

 

 

 

 

 

①【# BEGIN WordPress】という記述よりも上に、追加コードを貼り付ける。

②コードを貼り付け終わったら、一番下の【.htaccessを編集する(確認)】をクリックする。

 

 

 

次の画面で、記述に間違いがないかもう一度確認してみましょう。

 

 

大丈夫そうなら、一番下の【.htaccessを編集する(確定)】をクリックします。

 

 

 

クリックしたら、.htaccessを編集しましたと表示されます。

 

 

これで、.htaccessファイルの編集は完了しました。

 

 

次に、ちゃんとリダイレクト処理がされているか確認してみましょう。

 

 

リダイレクト処理の確認。

 

リダイレクト処理がきちんとされているか確認するために、ブラウザの検索バーに【http】から始まるアドレスを入力して検索ボタンをクリックしてみましょう。

 

リダイレクト処理がされていれば、下のように【http】のアドレスにアクセスしても、自動で【https】のアドレスに切り替わります。

 

 

 

 

アドレスが【https】から始まるアドレスに切り替わって、下の画像のようにサイトがしっかり表示されれば、リダイレクト処理の完了です。

 

 

 

これで、リダイレクトの処理の確認が出来ました。

【http】から始まるアドレスを入力してアクセスしてくる方がいても、安心出来ますね。

 

 

終わりに

 

今回は、WordPressインストール直後に行うドメインのSSL化の手順について解説しました。

SSL化と言っても、アドレスを【http】から【https】に変更するだけですから、何も難しいことはないと思います。

WordPressアドレスとサイトアドレスの違いをしっかり理解して、ドメイン名を間違って変更しないように注意しましょうね。

WordPressの設定画面からSSL化をしたら、リダイレクト処理までしっかりやっておきましょう。

追加コードはコピーして貼り付ければ、間違いが防げるので安心です。

次回は、パーマリンクの設定について解説したいと思います。お疲れ様でした!