前回は、サーバーとパソコンの間でデータのやり取りをするために必要な、FTPソフトの【FileZilla】(ファイルジラ)のインストール手順を解説しました。

前回の記事はこちらから⇒【ブログアフィリエイトを始める主婦必見!】パソコンとサーバー間でデータのやり取りをするFTPソフトFileZillaのインストール方法を動画と図解で分かりやすく!

 

ですが、FileZillaをインストールしただけでは、サーバーとパソコンの間でデータのやり取りをすることは出来ません。

インストールしたFileZillaがサーバーに接続されていないからです。

そこで今回は、FileZillaをサーバーに接続する方法を解説していきたいと思います。

なお、この記事ではサーバーはエックスサーバーを契約していることを前提としていますので、FileZillaをエックスサーバーに接続する方法を解説することになります。

 

動画での解説は下から見ることが出来ます。

真ん中の再生ボタンをクリックすると、動画が始まります。

FileZillaをエックスサーバーに接続する

 

まず、FileZillaをエックスサーバーに接続するための準備として、エックスサーバー契約時に、エックスサーバー側から【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ (試用期間)というメールが届いていると思いますので、そのメールを開いて下さい。

 

 

 

メールを下の方にスクロールしていくと、サーバーアカウント情報という項目が出て来ます。

その中にある、FTPホストFTPユーザーFTPパスワードの3つが必要な情報になります。

この情報をコピーして使うので、メールは開いたままにしておきましょう。

 

それでは、さっそくFileZillaを起動させてみましょう。

 

 

 

 

デスクトップにあるFileZillaのアイコンをダブルクリックします。

FileZillaの操作画面が開きましたね。

 

 

 

次に、上の画像で左上の赤枠で囲っている【サイトマネージャーを開きます。】というボタンをクリックします。

 

サイトマネージャーのウィンドウが開きましたね。

 

 

 

一番下の左側の【新しいサイト】というボタンをクリックします。

 

 

 

すると、一番上の自分のサイトという項目の下に、新たに【新規サイト】という項目が表示されます。

 

 

この【新規サイト】の部分は、接続先のことを指します。

ですので、サーバーの名前や、自分の持っているブログやホームページの名前などに変更するとわかりやすくなりますね。

①【新規サイト】の文字の背景色が青くなっていれば、文字をクリックすれば名前を変更することが出来ます。

②【新規サイト】の名前を変更出来ない場合は、一番下の【名前の変更】をクリックすると、名前が変更出来るようになります。

 

 

 

ここでは、【Xserver】に変更しました。

 

 

 

 

次に、サイトマネージャーの右側のサーバー情報を入力していきます。

 

 

ここで、開いたままにしておいたメールから、情報をコピーして貼り付けていきます。

 

ホスト

メールからFTPホストの項目に書かれた文字列を、右クリックでコピーして貼り付けます。

 

ログオンタイプ

この部分は、メールとは関係ありません。

ログオンタイプの項目の右隣のボタンの▼マークをクリックして、【匿名】から【通常】に変更します。

 

ユーザー

メールからFTPユーザーの項目に書かれた文字列を、右クリックでコピーして貼り付けます。

 

パスワード

メールからFTPパスワードの項目に書かれた文字列を、右クリックでコピーして貼り付けます。

 

⑤全て入力が終わったら、一番下の【接続】をクリックします。

 

※接続をクリックすると、「不明な証明書」という画面が表示される場合がありますが、画面の一番下の【OK】をクリックして次に進んで下さい。

 

サイトマネージャーが閉じられ、下の画像のような画面になります。

 

 

上の方に”/”のディレクトリ リストの表示成功と表示されて、右側の赤枠で囲ったリモートサイトの部分にファイルやフォルダが表示されていれば、サーバーに接続出来たということになります。

 

 

再度サーバーに接続する方法

 

一度サーバーに接続する設定をすれば、再度接続するときは、簡単に接続出来るようになります。

 

 

①サイトマネージャーボタンの右側の▼マークをクリックする。

②一覧から接続先を選択する。(自分で名前変更して付けた接続先の名前が表示されます。)

 

また、メニューの【サーバー】⇒【再接続】から直前に接続したサーバーに接続することが可能です。

 

 

①操作画面の上部のメニューから【サーバー】をクリックする。

②表示されたメニューの一覧から【再接続】をクリックする。(接続先は選べません。)

 

 

FileZillaを使ってサーバーにデータをアップロードする方法

 

それでは、FileZillaを使って、パソコン上のファイルやフォルダなどをサーバーにアップロード(転送)する方法を簡単に解説します。

 

下の画像を見て下さい。

 

 

右側のリモートサイト側(サーバー側)にあるフォルダを見ると、独自ドメイン名のフォルダがあります。

ここでは、【harumama-affiliate.com】と書いてある赤枠で囲ったフォルダのことです。(ここに表示されるフォルダは個々で違います。)

このフォルダをクリックしてみましょう。

 

 

クリックすると、下の画像のような画面になります。

 

 

①上の段に表示された、【harumama-affiliate.com】という名前のフォルダは、文字の背景に薄く色が付いています。

これは、このフォルダが今選択されているフォルダであるということを示しています。

 

②下の段に表示されているフォルダの中に【public_html】というフォルダがありますね。

この【public_html】というフォルダの中に、ブログやホームページのファイルをアップロードすることになります。

この【public_html】をクリックして、その中身を展開してみましょう。

 

 

 

下の画像を見て下さい。

リモートサイト側(サーバー側)の下の段に、【public_html】フォルダの中身のファイルが表示されていますね。

 

 

この【public_html】フォルダの中身の方に、ローカルサイト側(パソコン側)に表示されている、転送したいファイルやフォルダをドラッグ&ドロップします。

この操作で、パソコン側にあるファイルやフォルダなどのデータを、サーバー側にアップロードすることが出来ます。

とても簡単ですね♪

 

 

FileZillaを使ってパソコンにデータをダウンロードする方法

 

今度は、FileZillaを使ってパソコンにデータをダウンロード(転送)する方法を簡単に解説します。

 

先ほどローカルサイト側(パソコン側)からリモートサイト側(サーバー側)にデータをアップロードした方法と、ドラッグ&ドロップの方向が反対になるだけです。

 

 

 

ローカルサイト側(パソコン側)に表示されている、これから転送するデータを入れたいフォルダをクリックして展開しておきます。

 

右側のリモートサイト側(サーバー側)に表示されているファイルやフォルダの中から、左側のローカルサイト側(パソコン側)にダウンロードしたいファイルやフォルダをクリックして選択します。

 

ローカルサイト側(パソコン側)にある展開したフォルダの中身が表示されている場所に、転送したいファイルやフォルダをドラッグ&ドロップします。

 

以上の操作でサーバーのデータをパソコンにダウンロード出来ます。

サーバー側にあるデータをパソコン側にダウンロードすれば、サーバー側のデータのバックアップをとることも簡単に出来るので、とても便利ですね。

 

終わりに

今回は、FileZillaをエックスサーバーに接続する方法を簡単に解説しました。

サーバーに接続する方法は、このブログを参考に順番に行っていけば大丈夫です。

FileZillaを使ったデータのやり取りの方法では、左側がパソコン側で、右側がサーバー側ということを覚えておけば、データの転送自体はドラッグ&ドロップすれば終わりなので、さほど難しいことはないと思います。

サーバーを契約したら、早めにFileZillaをインストールして使い方に慣れておきましょう。お疲れ様でした。